目次
「子どもの身近な“知”の拠点」
1期目4年間の歩み・16回連載の10回目
子どもが本に親しむことを知ることにより、オンラインゲームやSNSに費やされる時間を、読書に取り戻せないものでしょうか。
子どもに、好きな本を介して、他の人と対話・交流するという豊かな時間を経験させられないでしょうか。
学校図書館はそのための拠点です。
私の考える理想の学校図書館像は次のとおりです。
①居心地が良い②気持ちが落ち着く③いつでも利用できる④いろいろな本がある⑤探している本がすぐに見つかる⑥他の人との交流がある。
理想の学校図書館を実現するためには次の課題があります。
①学校司書の増員②司書教諭の学校図書館職務の時間確保③学校長の理解と協力④PTA・地域ボランティア等の連携・協力体制の構築
子どもが本に親しむ機会を増やすため、奈良市立学校の図書館が理想の姿に近づくよう取り組んでいきます。
【11回目につづく】