目次
「新たな拠点が、来年度スタート!」
1期目4年間の歩み・16回連載の15回目
来年4月の開設に向けて、(仮称)奈良市子どもセンターの新築工事が進んでいます。建設地の変更、工事の中断、設計変更などの紆余曲折もありましたが、既存の事業に「児童相談所・一時保護所」をプラスして全体事業はスタートします。
児童相談所は、設置の目的を達成するために、基本的に次の3つの条件を満たしている必要があるとされています。
[1] 児童福祉に関する高い専門性を有していること
[2] 地域住民に浸透した機関であること
[3] 児童福祉に関する機関、施設等との連携が十分に図られていること
今後は奈良県から事業の引継ぎが行われます。奈良市民にとって身近な機関となるための広報啓発、学校や幼稚園、保育園、医療機関、施設、相談支援事業所等との連携構築に向けた動きが活発になります。
私も、これまでの現場経験をとおして培った様々な方々とのつながりを活かして、
(仮称)奈良市子どもセンターが機能するよう力を尽くしたいと思います。
【16回目(最終回)につづく】